やはりコスト面では圧倒的にプラスミドを使用する方法が優れています。
それなりに財政的に余裕がないと、合成RNA+リコンビナントCas9での実験は厳しいと思います。
一方で、RNPをトランスフェクションする方法のほうがプラスミドを入れるよりも
効率よく改変を行える印象があります。
特に、実験がそれほど上手じゃない人ほど顕著に差が出ます。
(手慣れている人はどちらでも十分な結果が出る、とも言えますが)
sgRNAを自分でIVTするのであれば、よくMEGAscriptキットがよく使われています。
ただ、それなりに高いですし、合成RNAとして外注してしまうのもおすすめです。
IVTするのであれば結局一度クローニングしないといけないので
pX459か458を入手しておくことをおすすめしますが。 |
|