下記の抄録を見ると、HE染色自体に蛍光があるのではと伺えます。(GFPの波長かは不明ですが)
ttps://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/97/13/97_1539/_article/-char/ja/
標識色素の観察波長に乗ってくるような染色は対比染色として適していないと思いますので
HE染色の操作によりGFPが褪色するかどうかを度外視しても、
通常、HE染色を行った切片でGFP蛍光を観察することはないと思います
抗GFP染色を行い、明視野用の染色をする場合は別ですが。
染色の方法論は別として、実験をされるなら正しくコントロールを設定されるべきです。
GFP陽性細胞の移植していないサンプルの切片を作成して、
一緒に染色・観察すれば、HE染色でGFP波長域にバックグラウンドノイズが
生じてしまっているかご自身で判断できるのではないでしょうか? |
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