大腸ではなく小腸ですが、論文が出ているようなので、参考にされると良いと思います。
ttp://jem.rupress.org/content/215/2/441
マクロファージのマーカーは組織によって異なる場合があります。上記論文を見る限り、ヒト小腸のマクロファージではCD11b陰性のポピュレーションがメインのようなので、2色で行くならばHLA-DRとCD14の方が良いかもしれませんね。メインのCD11b陰性マクロファージではCD14の発現が低いですので、ソートの際には気をつけた方が良いですね。FSC/SSCや自家蛍光レベルでダブルチェックできると思います。
ソートで使えるカラーに制限があるようでしたら、ソートに行く前に、CD45、CD11c(HLA-DRを使う場合はDCのコンタミを見るのに必要と思われます)、CD64などを組み合わせたマルチカラーで解析(ソートなし)だけやってみて、これらのマーカーを外しても大丈夫か確認しておくと良いと思います。個人的な印象では、2色ではちょっと厳しい気がしますが、まずは調べて見る事が大切と思います。 |
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