昨日、QIAGEN製のビーズ精製キットを使って
DNAの電気泳動アガロースゲル精製を行いました。
精製自体はうまくいきました。
ところが、次の日、その精製した溶液から一部をピペットで採取しようとしたところ
チップにほとんど液が吸えないことに気がつきました。
ピペットの故障かと思いましたが、
そういうわけではありません。
チップの先端をハサミで切って入り口を太くしたところ
吸えるようにはなりましたが、
いままでこのような経験をしたことがありません。
この精製キットはこれまで何度も使っていますが
ゲル精製を行うのは今回が初めてです。
洗浄の時に使うエタノールが残留しているのかと思いましたが、
洗浄液自体はピペットで吸うことができるため、
これが原因ではないと思います。
アガロースが残留しているとして、
このようなことがあり得るのでしょうか?
そして、精製した直後は問題なく
1日経ってから溶液の状態が変わるというのは一体どういうことなのでしょうか? |
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