いつも勉強させてもらっています。
この度、マウスE18.5からCD31陽性の内皮細胞を単離する実験を行うことになりました。
その際に抗CD31抗体が磁気ビーズに共有結合されたビーズを購入しましたが、これでポジティブセレクションすると、最終的にCD31陽性の内皮細胞には”磁気ビーズが結合したまま”になっているかと思います。
もちろんその後、培養をすることでビーズから細胞を離すことはできるとは思いますが、分離直後の濃縮率を見る必要があり、フローサイトメトリーを行いたいです。
そこで質問が2つあります。
1.そもそも、磁気ビーズで内皮細胞を単離する際、磁気ビーズから細胞を特殊なバッファーで分離することができるのかどうか?(酸性バッファーなら出来そうですが、細胞へのダメージが心配です)
2.単離後に数日培養を行い、その数日間培地を交換することで磁気ビーズを除去することができますが、完全に除去はできません。その多少なり残存した磁気ビーズがサンプルに残っていてもフローサイトメメトリーが壊れてしまう心配はありませんでしょうか?
というのも以前、NHS-ビーズに組換えタンパク質を固相化し、その固相化度合いをフローサイトメトリーにて検討しようとしたところ、ビーズが詰まったのかFACSCaliburを使用不能にしてしまったことがあります。
アドバイスいただけませんでしょうか? |
|