Midiキットはシリカ系カラムですか、イオン交換系カラムですか?
シリカ系カラムなら最終溶出液(低塩濃度)がそのまま遺伝子導入に使えますし、イオン交換系カラムならイソプロピルアルコールを添加して遠心し沈殿をTE等に溶解しますので判断は容易です。お話からはシリカ系カラムのようですが。
イオン交換系カラムなら自作のアルカリSDS溶液でマニュアルより多めの菌体を溶菌しオーバーロード気味にカラムにかければカラムのカタログ結合量以上のplasmidを精製出来ます。
シリカ系カラムでも、自作のアルカリSDS溶液+カラム結合用溶液を使えばカラムのカタログ結合量に近い量が取れます(経験的にオーバーしたことはありません)。また、溶出液はDDWより10mM Tris(pH8.5)の方が溶出量が上がります。
/www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/kiyou/pdf/vol_57_001/03.pdf
なお、最終溶出液エンドトキシンを減らすor Freeにするには、注意(一工夫?)が必要です。 |
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