>[Re:37] mozさんは書きました :
> 集菌時のODが低い、の解決策は、皆さんの投稿のように、
> フラスコ容量の最大でも1/5(できれば1/10)の液量に抑える。
> バッフルフラスコを使う。
> LB培地に1~10mM MgSO4(MgCl2)、4-6%Glycerol(カーボンソース)を加える。
> より栄養豊富なTB培地等を使う。
> 等でしょうか。フラスコ容量の1/5の条件ではOD=2~3になるでしょう。エアレーションが良ければもっと増えます。
> ただし、ManualにはOD=2を超えないように記載されていますので、Manual記載の液量(少なめと感じました)では溶菌が不十分になるのでしょう。
> 自作試薬で菌体量・溶液量を増やす方法でも収量が上がるかもしれません。
> ただし、経験は少ないですがシリカ系カラムはタンパクなどの不純物が多いと収率が下がるような気がしますので、成功の保証はできません。
>
> イオン交換系カラムは菌体量・溶液量を増やすような融通が利きます。
> 私はイオン交換系カラムを使用していますがTB培地50mL培養(OD=5〜6程度)なら各10mLずつでアルカリSDS法で溶菌し遠心して上清をキット付属のフィルター(もしくは一杯用のコーヒードリップフィルター)を通しカラムにアプライしています。pUC系ならMidiカラムで300~800ugほどの収量があります(max1200ug)。
> やや手間ですが安価に再利用の可能です(塩酸で残DNAを分解する。精製用自作試薬のレシピもネットで見つかる)。
親切なお返答ありがとうございます。 |
|