細胞懸濁液をディッシュに注いだら、5分弱くらい、極力揺らさずに放置する。すると細胞は大体均一な密度で底に到達し、接着性の強い細胞ならば既に多少の撹拌では剥がれないくらいの強さで接着し始めているので、これをインキュベーターに戻す。
懸濁液を注いだあとに、均一にしてくてディッシュをがんばって揺らしたりすると、むしろ細胞は中心に寄る。
5分置いても底面に到達した細胞がまだコロコロ転がるような、接着性の低い細胞の場合、ディッシュをPEIやPoly lysineなどでプレ処理すると速やかに接着するようになる。
一方で、多少細胞の分布が不均一でも問題ないことは多いので、本当に本題に神経質になる必要があるのかどうかは、考えてみると良い。 |
|