一度弱酸性条件下(pH6.4)でミトコンドリアをDigitonin存在下で処理しようとしたことがありますが、収量が低くうまく行ってないことがありました。酸性ではミトコンドリアを扱うのは面倒なのかなという印象でした(あまり科学的な話でないですけど)。
>具体的には、超音波処理を行う時点での懸濁液のpHを最終の測定を行う際のpHよりも低いものを使用すれば、ATP合成が行われるのでは、、と考えています。
それはなにか文献でうまく行っていることが示されてますか?
まずはpHをいじらない方法で収量などを確認してそれでうまくいくのであるならpHをいじったことが原因で収量が減ったのかわかると思いますが。
じっさいSMPはどうもクリステの構造を取り出したような感じですが、この粒子は完全に内部は閉鎖されているでしょうか?クリステの根本にタイトな蛋白の構造体がありますがそこをある程度すり抜けられるならもしかしたらと思いますが、、、、
もしほんとに完全に内部が閉鎖されていたなら、Complex 1 to 4の活性は見られているのでその活性で内部にプロトンを送り込めるでしょう。そちらのほうがやりやすいかもしれません。 |
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