いつもお世話になっております。
ウイルスの培養液中に含まれるDNAやRNAを除去したくて、デブリを除いた後にPEG-ITというウイルス沈殿試薬でPEG枕を試みましたが、マニュアル通り4度で一晩おいて1500xg 4度 30分の遠心をかけたら宿主DNAとRNAが、思いのほか高い回収率で沈殿されてしまいました。
ウイルスの沈降法を探していたら、昔のスレッドにたどりつきました。
レトロウイルスの沈降のスレッドでした。以下にコピーペーストしました。
前略
>2010/03/21 (日) 01:55:39 - あべちゃん
>[Re:4] もんしろうさんは書きました :
> おっしゃる通りPEIを使ったtransfectionが安価なようなので、これを使ってウィルスを大量に調整して濃縮しようと思います。濃縮は超遠心を使わない遠心法(8000xg, 4℃, 16 h)が本に書いてあったので、これを使おうかなと思います。
PEG (polyethyleneglycol)を使えば、1500x g 4°C, 30 minで出来ます。
8000xg16hrは、実験医学別冊か何かに書いてあった方法ですね。
私もやってました。
後略
PEG沈は濃度の最適化を試すことにします。しかしその一方で(8000xg, 4℃, 16 h)という手法も試してみたくなりましたが、詳細が分かりません。どなたかこの遠心法についてご存じでしたら、どんな溶液で行うか、実験医学別冊のタイトルなどどのようなことでもよいのでお教えください。
よろしくお願いいたします。 |
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