最近はそれなりの長さのDNA二本鎖合成サービスも各社出ていると思いますが、それを頼むほどではない、例えば200 bpぐらいの断片が欲しい場合、通常の合成オリゴを何本か頼んでそれらをPCR増幅した方が安く上がります。
現在使っている企業は、まぁIDTなんですが、60 basesまでは格安の最小ロットで合成可能なため、末端の制限酵素サイト&各オリゴのオーバーラップを考慮して、3本〜4本の60 merのオリゴを頼めば大体200 bpぐらい(場合によっては150 bpとかを作りたいこともあります)の断片を作れるんですけど、Forward1にReverse2, 3, 4と並べる感じで、理論上、順番に伸展していって増幅してくれますよね?
最大60 merの制限があるため、場合によっては結構ギリギリの数を攻めることになるので、オーバーラップの塩基数が少なすぎて増えない可能性もあるんですけど、その場合は各オリゴの末端を橋渡しする形の、オーバーラップ領域の塩基数を稼ぐ短いオリゴを追加で注文すれば増えなかったF1, R1, R2...が無駄にはならず大丈夫かなと思うのですが、5本も6本もオリゴを加えてPCRをかけることに何か問題はあったりしますでしょうか…?
多分大丈夫だと思うんですが、他に何か賢い案がある方いらっしゃいましたら、その点含めアドバイスいただけると大変幸いに思います。よろしくお願いいたします。 |
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