マクロファージとT細胞の共培養 (Antigen presentation assay)がうまくいかず困っています。
ちなみに、樹状細胞とT細胞の共培養は過去に経験があり、それを元に各プロトコールをモディファイしています。
どういうわけか、培養時間を長くするとT細胞の増殖が落ちるように見えます。サイトカインポジティブ細胞が検出できません。過去に樹状細胞で行った際は、3日くらいは平気でどんどん増えていました。
マクロファージがへたってきたとかでしょうか。
プロトコールは、
1. BMDMを調整し、OVA 100ug/mLで一晩パルス
2. OVAで免疫した(8-12日)マウスの脾臓とリンパ節よりT細胞をソート
3. マクロファージ:T=1:5でMix
4. 37℃でインキュベート
5. 増殖したら(コロニー形成が見られる)回収
6. Re-stimulation last 6h(anti-CD3/CD28),proteintransport inhibition last 2h
7. 細胞内染色でサイトカイン産生を解析(Th1, Th2)
です。
今のところ、マクロファージ自体のコンディションの問題、Re-stimulationの係り具合の悪さなどを疑っています。24, 48, 72時間どこで見ても、サイトカインポジティブのT細胞が1−2%です。樹状細胞の場合、OVA刺激ではもっとドカンと出ていました。
マクロファージを使ったT細胞への抗原提示の経験がある方、アドバイスをお願いできますでしょうか。 |
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