そもそも”ポスドク”という表現は適切ではないし、通常は特定研究員とか○スペシャリストとか、特任助教とか助教(任期あり、任期なし)などの表現で同じポスドクでも雇用体系は違ってます。
また、教授でも最近は万年ノー業績の教授を居座らせたりするのを避けるために形式的でもガチンコでも、特に国立大学系では再任審査を5年から10年単位で儲けてることがあります。これが、いい面もあるし悪い面もあるし、大学によっては形だけみたいなのもあれば結構きつい具体的な基準で(IFとか論文数とか)評価数場合もあります。
ポスドクで無期というのは学部などの教育を任されてる立場の人か、管理業務担当者の上位職でないことはないと思いますので、特に医学系だと学部教育も必要なので、2度目の更新ぐらいで無期へ以降とかあるでしょう。
そもそも論として、アカデミアの研究職は職種単位の雇用契約をするのが一般的で、日本社会みたいに総合職などの曖昧な職種で業務を転々とすることはないので、ポスドクだろうが助教だろうが准教授だろうが出世したければそれに見合ったポジションに応募すればいいだけの話だと思います。やってれば出世するような性質のものではなくて、自分から業績提げて動くしかないでしょうし、近くのポストが空いたから立場が変わるという場合でも普通は形式的には公募が出ると思います。とは言っても、日本以外の海外のホワイトカラーの就職はこんな感じなので、日本の出世の仕方がの方が世界のスタンダードではないという意味です。 |
|