私自身に経験はありませんが、糖鎖修飾されたタンパク質の構造解析例はあります。
結晶構造解析の場合、結晶化するには均一に糖鎖修飾されている必要があります。均一というのは、同じ箇所に同じ糖鎖が修飾されているという意味です。
タンパク質の構造だけが知りたいのであれば、あえて糖鎖修飾をさせないこともあります。フレキシブルな部分が減るので、結晶化には都合が良いです。
クライオ電子顕微鏡の場合、糖鎖修飾にバリエーションがあっても測定できると思います。ただ、装置に依存する部分や目的タンパク質の分子量・対称性などにも依存するので、専門家に個別に相談するのをお勧めします。 |
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