レシピカードってのはカードファイルを買って自分で作るもんさ。
レファレンスも何もその前に述べた、
Molecular Cloningの当該部分を抜書きしたもの。
Tm値で30分というのがどういうシチュエーションを想定したものなのかわからないんだけれど(直リンはできないようだ)、どうせオリゴで長いやつってことでしょう? 先に書いたように所要時間、反応速度はDNAの長さに比例します。30分で十分にいくDNA長さなんてたかが知れている。
Tm マイナス何度というのはハイブリのときの常法で、Molecular Cloningなどの実験書に普通に出ている。。もちろん、stringencyの調節のためよりTmに近い温度でやることも、もっと温度を下げることもある。
とにかく、徐冷で室温まで自由に温度を下げていいのは、Tmが低いオリゴの場合であって、ある程度の長さのあるDNAのハイブリには、途中で強固な二次構造を取らないように、温度を高く保つ必要があって、かと言ってTm近く、あるいはそれ以上の温度だと、ハイブリ速度や収率が下がる。
なお、Tmとは全DNAの1/2が解離する温度なので、Tmで温度を保つというのはそういうこと(二次構造による悪影響は減るけど、歩留まりも下がる)。
化学反応なんだから、この温度なら100%でできて、ずれたら0%になるというようなもんでもないでしょう。
>Tm-20〜25℃の方が良いというのは本当なのでしょうか?
とかなんとか、ちょいちょい失敬な口をききますな。
だったら最初から人になんか尋ねず、ネット情報あさって、それを信じてやればいいじゃないですか。
気をつけなさい。 |
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