>つまり、溶出時に塩を加えるだけで、加熱により再アニールしない場合には、
再結合したDNAは完全に綺麗に結合しているわけではなく、
不正な塩基対合も含んでいる可能性が高いということですよね??
実際分子の世界でどういうことが起こっているのかちゃんと調べた報告はないのでわかりませんが、
バインディングした状態では部分変性で一部対合がのこっていて、それを低塩濃度で溶出するとトドメを刺してしまう。塩溶液で溶出すれば部分解離がもとに戻ってもとの二本鎖ででてくるとか。
あるいはシリカ界面で起こる化学反応は溶媒中とはパラダイムが違って完全に解離した二本鎖も、ほぼ完全に戻るとか、
>それなら、グアニジンによる精製時に溶液を冷やしながら行えば良いのでしょうか・・・?
グアニジンが低温で析出しやすいので、それも限度があるんじゃないかな。 |
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