初代培養は一般化できないと思いますのでEstablishされたときの論文や方法論について書かれた論文を参照するしかないと思います。
線維芽細胞ならプライマリーからの継代は注意することは多くないですが、コンフルになった時点で四分の1ぐらい(増殖が早いなら8分の1でもいいかもしれないが不死化してなかったら分裂回数に制限がある)で継代を続けていくといいでしょう。継代回数から分裂回数が見積もれる方がいいので。特にヒトのばあい不死化したりしてない細胞は分裂回数が進むと老化するので(他のタイプの細胞もそうでしょうけど、その前に継代維持が難しいので)。ちなみにまうす3T3は3日に三ぶんの1で継代して作った細胞という意味です。線維芽細胞ですがそのようにして維持して不死化したさいぼうです。
不死化した細胞、がん細胞ならそこまで神経質にならなくていいですけど。
維持継代でなく実験に使うために撒くときはその実験に合わせた数というのがあるだろうから(もちろん細胞によってはある程度の細胞数がないと調子が悪いとかありますが)、それに従ってください。 |
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