ポリクロでもペプチドを使って作っていたらそのタンパクのごく一部分にしか反応しないし、ペプチドでなくても一部の配列でリコンビナントを作っていたらリコンビナントにない配列は反応しないし、ポリクロがどうやって作られたか確かめるべきです。
Hisタグで精製しているならそのたんぱく質がマルチマーを形成するとかアグッテいるのでなければ大まかに短いフラグメントはHisタグからどれくらいの所までの断片かわかるし、その上でその断片に抗体が認識する可能性がある部分があるかラフには判断できるでしょう。
>しかし洗浄バッファー(溶出バッファーを4倍希釈したもの)で十分量流したあとでもカラムにひっついているタンパクというのはそうそうあるものでしょうか?
Hisタグは確かに非特異を多く拾いますので、CBBで検出されたバンドのすべてでなくても多くのバンドが共雑物かとおもいます。わたしはニッケルカラムで精製した後はイオン交換などでさらに精製することがおおいです。
ニッケルカラムでというなら保障はしませんが、得られたタンパク量に近いキャパになるようにニッケルレジンをよういしてのんすぺよりHisタグが優先して結合できるような環境にしてさらに精製するとましになるかもしれません。 |
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