ノジマ法なんかなら、ちゃんとやれば自作でも市販品と遜色ない性能のが作れます。時間はかかるし、ちょっと面倒だけど、実働時間はそれほどでもない。ほかの仕事の合間に片手間でやる、あるいはトレーニングの一環として若いのにやらせる。金だして買うのには積極的にはちょっとならないなあ。
保存期間、状態によって効率が下がるのは市販品も自作も同じ。
Toyoboはまさにノジマ法で、論文や寄稿で書かれている通りの能書きをつけているけど、液体窒素保存を推奨している。ディープフリーザーだとそれだけで一桁落ちると。10の9乗が10の8乗に落ちたところで実用上は何の問題もないけれど、保存期間が長くなってくると10の7乗とか6乗とか、それ以下とかで日常的に実験しているシチュエーションはありえる。
いまどきライブラリーづくりとか難しいことはやらんだろうし、単一の断片をクローニングするだけ、数は問題じゃない、という実験ばかりやっていると先王が落ちているのにも案外気が付かないし、実害もない。
そういうとことで、インサートサイズやベクターサイズが大きいみたいな、ちょっと難度があがる実験をすると、ハマりがち。そういうときは、コンピを作りなおすとか、市販品を買うとかするとかで解決することも多い。
ベクターサイズにかかわらず、全体的に効率が落ちるけど、もともと効率の落ちる大サイズが最初に全滅するのか、大きいベクターを取り込む能力から落ちていくのかはわからないけど、 |
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