そういう場合にはリバースピペッティングを使います。
詳しくは、ピペッターの説明書に出ているはずですのでそれを読んで欲しいのですが、
1)第一ストップと第二ストップの間までボタンを押し込む。
2)その状態からボタンの初期位置まで液を吸引する。この状態で設定量プラスαが採取される。
3)第一ストップまでボタンを押して液を排出する。これで設定量が排出されプラスα分がチップに残る。液を出しきるときは最後の少量をエアで押し切るために第二ストップまでパージしなければならないが、液を残すこの方法ではパージしなくても、設定量が排出される。また、パージすることによって生じるあぶくもできない。
4)第一ストップでプラスαを残した状態で、次の液を吸う。
5)(3)へ戻る。
設定量プラスαがピペット容量を超えないように注意してください。液がピペット本体に触れてしまいます。 |
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