>バックグラウンドの値を適切に取り除く
「適切」はいろんな意味で難しいのです。
細胞一つがROIだということでよければ、
引き算以前の問題として、バックグラウンドに比べてシグナルが十分に大きければ何の問題もないわけですから、、
1)GFPよりもS/N比の高い蛍光色素や波長を使う。
2)変動しないコントロールを一緒に用意する。例えば、常在性の核タンパク質-RFPを一緒にトランスフェクトして、GFP/RFPのような表示を用いる。退色に強いDNA染色があれば、それもよいと思う。
ImageJでバックグラウンド補正するとして、穏当な方法から挙げるとすると、
1)引き算はしないで、時系列のフレームから、最低値を推定する。
2)各フレームのROIの最低値を引き算する。
3)各フレームのROIをProcess>subtract background(radiusの指定をROIよりやや大きめにする)で補正してしまう。
などが考えられるかもしれませんが、それぞれのケースで選択肢が異なるでしょうから、なんとも言えないですね。 |
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