FRETなどの蛍光タンパク質を使って、カルシウム等のイオンイメージングを行っている学生です。
2波長の蛍光強度の比を用いたratio imagingに関して、基礎的なことで申し訳ないのですが、質問させて下さい。
ImageJでの解析の際、刺激後の蛍光の変化量(例:F530/F475の全てのスライス)からある刺激前の蛍光量(F0, 例:刺激前のF530/F475スライスの平均)を引き算をして(ΔF=F−F0)、F0で割って正規化(normalization)をし、ΔF/F0を算出するという操作をしています。
この時、「F0で割って正規化(normalization)をする」のは一体何故なのでしょうか。画像データの輝度を数値に落としたり(32 bitで計算)、ヒストグラムにしてΔFとΔF/F0を比較しても特に違いがわからず、「正規化」の意味がよくわからなくなってしまいました。単に、ΔF=F−F0を算出するのではなく、F0で割る意味を教えていただけないでしょうか。
どうか宜しくお願いいたします。 |
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