過去トピにもあったけれど、保存中の吸着ロスには注意したほうがいい。
チューブの品質により程度の差はあれど、完璧に安全という製品はないだろう。特に低濃度で保存しているときは吸着ロスの影響が大きい。例えば高濃度だと5%のロスにたいして低濃度だと90%とか。
定量PCRなどにつかうテンプレートの希釈用溶液なんかも市販されているが、BSA, 界面活性剤、yeast tRNA、linear polyacryaideなどを混ぜて自作するも良し。吸着の影響で段階希釈の検量線が直線にならなくなるのを防ぐためのものだが、保存サンプルの吸着を防ぐのにも使えるだろう。わたしは希釈したプライマーの保存にも使っている。 |
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