タモキシフェンdietで胎児KOを誘導した経験はありませんが、妊娠早期のタモキシフェン腹腔内単回投で胎児にKO誘導する実験を昔やってました。投与量を調整すれば、妊娠継続可能で、ある程度の組み替え(そんなに高い効率にはなりませんが)は見られると思います。トピ主さんも、「腹腔内投与やゾンデ」を試されているようですが、その場合の問題が、タモキシフェンの毒性ではなく「食殺」なのであれば、帝王切開と代理母で対応可能かもしれませんね。
タモキシフェンdietの場合でも、投与量の調整は重要と思われ、E12.5から連投だと、妊娠継続への影響があるかもしれません。この投与法で、子宮内での胎児の生存や成長が確認されていて、出産だけが問題なのであれば、この場合も帝王切開と代理母で対応できるかもしれません。
あと、どの程度のKO効率が必要なのかにより、戦略が変わってくるかもしれませんね。100%に近い効率が必要ならば、deleter-Creなどでgermline KOのヘテロを作っておいて、その掛け合わせでホモのKOを得る方が早道かもしれません。 |
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