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細胞培養の洗浄 トピック削除
No.7264-TOPIC - 2018/09/26 (水) 16:22:51 - あおい
細胞の培養時の洗浄についての質問になります。

現在、新生仔ラット心筋細胞の単離を行い、心筋細胞および心臓線維芽細胞を培養しています。

心臓線維芽細胞の播種後の接着自体は比較的強力ですのでコーティングなどは使用せずに培養しておりますが、継代の際にtrypsin添加の直前に1XPBS(-)で洗浄を行うと、洗浄後に細胞がかなり剥がれてしまっていることが最近わかりました。もちろん操作は丁寧に行っています。

ネット上のいろんな意見を拝見する限り、PBS(-)などCaが含まれていない溶液ですと細胞は剥がれやすいということはわかりました。しかし継代の際にtrypsin処理をするためのPBS(-)洗浄でそもそも細胞が剥がれてしてしまうと、せっかく培養して増やした細胞が減ってしまい、非常に効率が悪くなっています。

心筋細胞では特に剥がれていないので、線維芽細胞がPBS(-)にやや弱いのかとは思っています。

また、確認はしてない(というよりできない)のですが、細胞の刺激実験において、starvation後に、試薬で10分刺激し、1xPBS(-)で洗浄後に回収して凍結という処置を行っているのですが、この際にももしかしたら剥がれているのでは、と危惧しています。(蛋白濃度が思っているよりも低いことがあるため)

みなさまはそのような経験ございますか?特に下記2点の対応策などご存じでしたらご教示いただけましたら幸いです。

1. 継代前の洗浄
2. 細胞回収前の洗浄
 
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(無題) 解決済み 削除/引用
No.7264-5 - 2018/09/27 (木) 18:34:17 - あおい
>ろ様

ありがとうございます。話を聞く限りそうせざるを得ないかと思いました。
死細胞などが除去できないというところはありますが、致し方ないですよね。

(無題) 削除/引用
No.7264-4 - 2018/09/27 (木) 07:32:56 - ろ
洗浄に用いたPBSとトリプシンで剥がした細胞懸濁液を両方回収・混合して遠心すればよいのでは。

(無題) 解決済み 削除/引用
No.7264-3 - 2018/09/26 (水) 18:13:23 - あおい
おお様

早速ありがとうございます。

>なるべく取れるだけ培地をとって、直接トリプシンを加えて剥がしてしまうといいんじゃないかと。

特別洗浄しなくても可能なのですね!tryしてみます。



>Ca++,Mg++入りのPBSを使うか場合によっては血清抜きの培地で洗浄する手はあるとおもいます。

ありがとうございます。そういう方法はあるかと思ってはいたものの調べてみてもあまり見当たらなかったもので不安でした。いずれかの方法試してみたいと思います。

(無題) 削除/引用
No.7264-2 - 2018/09/26 (水) 17:36:27 - おお
>しかし継代の際にtrypsin処理をするためのPBS(-)洗浄でそもそも細胞が剥がれてしてしまうと、せっかく培養して増やした細胞が減ってしまい、非常に効率が悪くなっています。

なるべく取れるだけ培地をとって、直接トリプシンを加えて剥がしてしまうといいんじゃないかと。

またPBSをある程度加えて細胞が完全にはがせるならそれでもいいです。

>また、確認はしてない(というよりできない)のですが、細胞の刺激実験において、starvation後に、試薬で10分刺激し、1xPBS(-)で洗浄後に回収して凍結という処置を行っているのですが、この際にももしかしたら剥がれているのでは、

Ca++,Mg++入りのPBSを使うか場合によっては血清抜きの培地で洗浄する手はあるとおもいます。

細胞培養の洗浄 削除/引用
No.7264-1 - 2018/09/26 (水) 16:22:51 - あおい
細胞の培養時の洗浄についての質問になります。

現在、新生仔ラット心筋細胞の単離を行い、心筋細胞および心臓線維芽細胞を培養しています。

心臓線維芽細胞の播種後の接着自体は比較的強力ですのでコーティングなどは使用せずに培養しておりますが、継代の際にtrypsin添加の直前に1XPBS(-)で洗浄を行うと、洗浄後に細胞がかなり剥がれてしまっていることが最近わかりました。もちろん操作は丁寧に行っています。

ネット上のいろんな意見を拝見する限り、PBS(-)などCaが含まれていない溶液ですと細胞は剥がれやすいということはわかりました。しかし継代の際にtrypsin処理をするためのPBS(-)洗浄でそもそも細胞が剥がれてしてしまうと、せっかく培養して増やした細胞が減ってしまい、非常に効率が悪くなっています。

心筋細胞では特に剥がれていないので、線維芽細胞がPBS(-)にやや弱いのかとは思っています。

また、確認はしてない(というよりできない)のですが、細胞の刺激実験において、starvation後に、試薬で10分刺激し、1xPBS(-)で洗浄後に回収して凍結という処置を行っているのですが、この際にももしかしたら剥がれているのでは、と危惧しています。(蛋白濃度が思っているよりも低いことがあるため)

みなさまはそのような経験ございますか?特に下記2点の対応策などご存じでしたらご教示いただけましたら幸いです。

1. 継代前の洗浄
2. 細胞回収前の洗浄

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