オーバーラップPCRについてですが、10~15bpの末端相同配列で十分つながります。方法も仰る通り、断片を等モルで混合して通常通りPCRするだけです。
プライマーはin fusion用のmutation断片二つを増やす一番外側のもので試して、ダメそうなら少し外側のプライマーを再設計すればよいかと。
A B
−→ ←−
――――――−− ↓断片A
↑断片@ −−―−−−−−−−
−→ ←−
C D
↑で言えばのA,Dプライマー。
だめならA,Dの外側のプライマーE,F(例えば元々の野生型配列のサブクローニングに使ったもの。新規設計も有り)でmutant断片@,Aを増やし、A,DまたはE,FのプライマーセットでオーバーラップPCR
と、ここまで書いてふと思ったのですが、
元プラスミドに対しB,Cでinverse PCR
→増幅産物をself in fusion
→欲しいmutant断片を制限酵素で切り出し
→元のプラスミドの該当部分と入れ替え
でも同じことができそうですね。
最初のinverse PCRでoriと選抜マーカーに変異が入らなければ、制限酵素処理に十分な量のプラスミドが取れると思います。 |
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