いつも勉強させていただいております。
この度、哺乳動物細胞で発現させたFc融合タンパク質を使って、アフィニティクロマト、質量分析により新たなリガンドの同定を行いたい所存です。
Fcが付いていますので、プロテインGカラムを用います。
マウスの組織抽出液から同定できればと思うのですが、必要な組み替えタンパク質の量というのはどれくらいが一般的なのでしょうか?
この辺は論文や指南書を見ても書かれておらず、まずは組み替えタンパク質の発現精製に力を注いでおりました。
私のタンパク質はFc融合なので120kDaです。
おおよそ100mlの培養液から1mgが精製できました。
アフィニティクロマトの熟練の方にお聞きしたところ、カラム一本あたり10nmolを基本にしていると言われました。
10nmolということは、
120kDa=120g/molなので、
=1.2 micro gram/10 nmol
となり、1.2ugって少なすぎるんじゃ?と感覚的に思いました。
一般的にオープンカラムに必要な組替えタンパク質量としてはどれほど(何molほど)でしょうか?
稚拙な質問で恐縮しておりますが、どうかよろしくお願いいたします。 |
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