1. そもそもtransientの発現ではちゃんと確認できるのか?
→ポジコンは確実に出てる条件でやったほうがいいとおもうので、とりあえずtetのシステムでないものを
用意してもいいと思います。
2. dox誘導は細胞や培地の条件によっては無刺激でもリークする場合もあるがそれは問題ないのか?
doxが死んでないという根拠はないのか?
3. バンドが違うとのことだが細胞内(pre-)と細胞外(processed form)は違うが本当にでてないのか?
HAはC末端についてるということでしょうか?
>そこで質問なのですが、RNAで発現していても、細胞によってはできたタンパク質が分泌されないことは考えられるでしょうか。
無いとは言いませんが、特殊な細胞のみで分泌されるようなものでは無いMMPのような一般的ながん細胞でも放出するタンパク質がそのような状況になってるのは正直考えにくいと思います。個人的にはtetのシステムが何らかの原因によって悪さしてるだけをまずは疑います。
FBS無しで72時間も培養すると細胞がかなりへたりそうですが、その辺の条件は大丈夫ですか?
MMPではないですが、以前にFLAGtagのtransientな分泌蛋白をstable(限界希釈),一過性に出して上清からウエスタンをやってたことありますが、過剰発現系ならメディウムを多くしすぎなければ24時間ぐらい経てば上製をそのままSB等に混ぜて直接無理やりWBに持っていってもバンドが見えるぐらいの分泌は見えてましたよ。もちろんFBSはなくしますが。
WBをあまりやらないラボなのかもしれませんが、HRP付きの抗体は感度が低いのかもしれませんね。 |
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