>むしろビーズのキャパを超えるためではないか?と思わずにはいられません。
同じようにして融合してないGSTは3mg取れるわけですよね。それがキャパだとすると、ぜんぜん超えてないですよね。
目的の融合タンパクが立体構造的に邪魔をしてくっつきにくい可能性を考えたほうがいいのではないでしょうか。そういう場合だとビーズを多めにして結合させるために長時間(Over nightとか)やったほうがいいかもしれません。
まあこれもフロースルーからもう一度回収できれば今までの2倍回収できるならばあまり条件をあれこれやるより複数回フロースルーから回収して収量を増やすというのは手かもしれません。
>ヒスタグでも精製する場合、25mMグルタチオン
グルタチオンはニッケルビーズとHisストレッチの相互作用に阻害的だから透析したほうがいいかと思います。Trisよりもそちらのほうが問題かなと。ニッケルビーズでも精製するなら先にニッケルビーズで精製してからグルタチオンビーズに通すほうが手間が少ないです。いちどフロースルーでニッケルビーズで回収できるかやってみたらどうでしょうか。
よだんですがグルタチオンはかなり強い酸性のようなので、溶出用バッファーのpHが下がってないかpH試験紙ででもいいからチェックしてみるといいでしょう。 |
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