いつもお世話になっております。
私が研究対象としているタンパク質では、開始コドンとされているATGの51塩基下流にもう一つATGが存在しています。
どちらが主な翻訳産物か知りたいと考えましたが、このような場合通常どのような方法をとるのでしょうか。
ただ、これら2つのATGはどちらもN末シグナルペプチド上に位置しています。翻訳後除去される領域であるため、エドマン分解によるN末解析では分かりません。
つまり、タンパク質配列で言うと
Met・・・Met・・・Ala・・・・・ (Alaはシグナルペプチド切断部位直後であり、成熟タンパク質のN末端)
このようになっています。
すでに1st ATGをつぶしたコンストラクトを作製しており、HEK293にて発現することを確認しています。
しかし、2nd ATG からの翻訳が存在することは分かりましたが、1st ATGからの翻訳が存在するか、またその割合などは分かりません。
ちなみに、1stは cacATGA, 2ndは tcgATGA ということで、どちらもkozak配列ではありません。
何か良い方法をご存知でしたら、ご教授くださると助かります。 |
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