AAVの場合は飛び効率で問題なければどっちでもいいんじゃないかと思いますが、もともとCreとfloxをかけて議論する実験の場合hetCre floxflox, floxflox等を作成して同腹でコントロールとWTを同じ数用意して実験することがよくやられるため、hetで解析する場合が慣例的に多いと言うだけじゃないでしょうか?できるだけ余計な影響がない方法をとりたいためです。
>理論的にはあるペプチドに影響がなく、
実験的に影響がないことが示されてるか、広くそのように使われてるなら方法論としては問題ないでしょうが、理論的に問題がなくても後ろになんかついたことによって特定の臓器での発現量等が変化したりするケースもあるので、できるだけTag knock-inなどと同じようにhetにしたがる人はいるかもしれません。その方がマウスの維持も楽な場合も多いので。
最近はmethodsの記述にうるさくなりつつありますが、結構その辺の実験で細かい表記がされてない場合はあまり結論に本質的に重要ではないのかもしれません。tgなんかだとそもそもコピー数は適当ですしね。
>不思議な遺伝子で、ノックアウトしてもあまり影響がないが、ホモのノックアウト同志をかけ合わせると、全部,仔は呼吸不全で死ぬそうです。
胎盤異常とかで発生が遅延するとかだとその手のフェノタイプは見たことあります。B6以外のバックグラウンドでも同じなんですかね(B6のみ死ぬとか結構ある)。 |
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