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BSA添加培地について トピック削除
No.7172-TOPIC - 2018/08/25 (土) 11:38:23 - BSA
細胞のアッセイで、血清飢餓にするために血清の代わりにBSAを使用することがあると思います。

私が参考にしている論文では2%BSAとなっていたので、同じ濃度のBSA入り培地を作りました。
が、BSAは溶かすと酸性になるので、指示薬のフェノールレッドがオレンジになってしまいました。
しかし、BSA添加でpH調節するという参考書や論文などを見たことがなかったので、
気になりつつも、その培地で細胞(HUVEC)を一晩培養しました。
その結果、かなり細胞がダメージを受けていて、死んで浮いているものがかなりありました。

これはやはり、培地のpHの影響なのでしょうか。
それともBSAの毒性?やなんらかのコンタミの影響なのでしょうか。

皆様がBSA添加培地を作るときはpH調節していますか?
 
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(無題) 削除/引用
No.7172-11 - 2018/08/31 (金) 04:28:48 - そも
話がずれてしまいますが、HUVECであれば市販のSerum-free mediaを使うのも1つの手です。
ThermoのHuman endothelial SFMなら一晩は大丈夫だったかと思います。

(無題) 削除/引用
No.7172-10 - 2018/08/29 (水) 05:32:39 - おお
不思議に思ったのだけどフェノールレッドがオレンジっていうとpH7ぐらいでといえなくもないのでは。。。酸性によってくると黄色がかってくるけど。

(無題) 削除/引用
No.7172-9 - 2018/08/28 (火) 13:56:48 - asan

BSAが酸性かどうかは詳しくないですが、クルードな精製品ですからロットやメーカーによって交ざり物は大きく違ってくる可能性はありますね。

一般的にメディウムのpHを酸性から戻す時はHEPESバッファーとかを添加して調整することはあります。G418なんかを高濃度で使わないと行けない場合はよくそうやられます。

HUVECは血清成分やメディウムの酸性塩基性等に影響が出やすい細胞だったと思うので、その辺の影響がある可能性は十分考えられるので、培養条件について調べて見たらと思います。

(無題) 削除/引用
No.7172-8 - 2018/08/26 (日) 20:30:08 - *
市販のBSA(粉末)でpH5とかいてあるのとpH7と書いてあるのがあります。

(無題) 削除/引用
No.7172-7 - 2018/08/25 (土) 15:12:28 - AP
セレクションガイドもありますね。
https://www.sigmaaldrich.com/content/dam/sigma-aldrich/docs/Sigma-Aldrich/General_Information/1/albumin-application-selection-guide.pdf
(Xがno goodを表すのは日本だけと言って良くて、西欧では単なるチェックや注目ポイント示すことに注意)。

ところで当該製品のpH (シグマでは1%水溶液のpHを載せているらしい)は7になってますけど、そんなに酸性でしたか?

(無題) 削除/引用
No.7172-6 - 2018/08/25 (土) 14:59:25 - AP
同じシグマのBSAでも、容量の違いは別としても50種類くらいあります。
ttps://www.sigmaaldrich.com/catalog/search?term=Bovine+Serum+Albumin&interface=Product%20Name_JA&N=0+&mode=mode%20matchpartialmax&lang=ja&region=JP&focus=productN=0%20220003048%20219853286%20219853155

その中でも特別に細胞培養に適すと銘打っているものもあります。
5倍くらい高いですけれど。
https://www.sigmaaldrich.com/catalog/product/sigma/a8806?lang=ja&region=JP
ttps://www.sigmaaldrich.com/catalog/product/sigma/a4919?lang=ja&region=JP
ttps://www.sigmaaldrich.com/life-science/cell-culture/learning-center/media-expert/albumin.html

てことは、細胞培養に使うにはかなり製品種を選ぶってことだと思いますけど。

(無題) 削除/引用
No.7172-5 - 2018/08/25 (土) 13:34:01 - BSA
おおさん、APさん

ありがとうございます。
論文には、脂肪酸フリーであること以外は、メーカーや成分等の記載はありませんでした。
starve後に脂肪酸をふりかけるため、脂肪酸フリーを使っています。

私も脂肪酸添加実験をするので、脂肪酸フリーのアルブミンを使用しました。
シグマの

A7030
Bovine Serum Albumin
heat shock fraction, protease free, fatty acid free, essentially globulin free, pH 7, >98%

という製品です。
製法が熱処理だと変性アルブミンとなるそうですが、エタノール抽出による
非変性アルブミンを選ぶべきだったのでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.7172-3 - 2018/08/25 (土) 12:46:51 - AP
製法も成分もグレードもたくさんあるから。
参考にしているという文献にある製品と同じものあるいは同等のものですか?

(無題) 削除/引用
No.7172-2 - 2018/08/25 (土) 12:02:17 - おお
BSAにもいろいろ種類がありますよ

BSA添加培地について 削除/引用
No.7172-1 - 2018/08/25 (土) 11:38:23 - BSA
細胞のアッセイで、血清飢餓にするために血清の代わりにBSAを使用することがあると思います。

私が参考にしている論文では2%BSAとなっていたので、同じ濃度のBSA入り培地を作りました。
が、BSAは溶かすと酸性になるので、指示薬のフェノールレッドがオレンジになってしまいました。
しかし、BSA添加でpH調節するという参考書や論文などを見たことがなかったので、
気になりつつも、その培地で細胞(HUVEC)を一晩培養しました。
その結果、かなり細胞がダメージを受けていて、死んで浮いているものがかなりありました。

これはやはり、培地のpHの影響なのでしょうか。
それともBSAの毒性?やなんらかのコンタミの影響なのでしょうか。

皆様がBSA添加培地を作るときはpH調節していますか?

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