オフターゲット効果について質問させて下さい。
ある細胞表面接着因子の研究をしており、発現がある細胞株にshRNAでノックダウンを行い、簡単なin vitro、in vivoで解析をしています。
色々な資料にはオフターゲット効果の影響を異なるshRNA(siRNA)で同様のphenotypeを示すことが大事と書かれていて、それはそうだと思っているのですが。
例として
細胞増殖assay:shControlと比較してshRNA1, shRNA2で増殖抑制、shRNA3では差がなし
遊走assay;shRNA1, shRNA2で遊走抑制、shRNA3では差がなし
このような場合にはノックダウンした因子が増殖や遊走に関与している。と考えていいと思うのですが。
ここで質問なのですが、
経験的に、実験ごとに異なるオフターゲットエフェクトが確認されるということは時々あることなのでしょうか。
例として
浸潤assay:shControlと比較してshRNA1,shRNA3で浸潤亢進, shRNA2で差がなし。
のようなパターンです。これはふたつのshRNAで同じようなphenotype(表現)が確認されたと考えていいのでしょうか。
レスキューなどの技術を持っておらず、shRNAの数を増やして対応するかしない状況です。
どうぞ宜しくお願い致します。 |
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