先になんか勘違いしたレスをあげてしまいました。削除してもう一度。
>[Re:13] APさんは書きました :
> 10 ntならともかく2 ntでも起こりますかね? もしそうなら機序に興味があります。
自分もさすがに2ntで起こった時にはかなりビックリ(かつガッカリ)しました。機序は自分ではちょっと想像もつきません。エキソンにかかった2bpと一つ前のエキソンにかかった18bp、この18bp部分がたまたま2bpがのったエキソンの直前のイントロン部分に似た配列だったのか?一応調べた結果は、特に似ているということはなかったのですが……。でもまあ、ここが似たものを認識されてアニールされてしまったと考える位しかないでしょうかね。
作ったプライマーは殆どが5〜7bpの3'末がエキソンにかかるデザインでした(一時期、他の条件を全て無視してとにかく5bp(全長は20-22bp)かかるようにしたこともあります)。これでもgDNAからの増幅はあり、サイズの良く似たノンスペなのかどうかを疑ってシークエンスにかけたことが何度かありますが、困ったことにはノンスペじゃなかったことばかりです。
>よく「プライマーの3’末の一塩基がくっついてさえいればPCRはかかる」なんて言い方をします。
> これは流石にホラじゃないでしょうか。
自分も流石に本気にしている訳では無く、大げさに言ってるだけの話だとは思います。プライマー設計の際に3'末が重要だと教える為の言葉かなんかじゃないですかね?
> あと気をつけなきゃいけないのは、校正活性のある酵素だと3'のミスマッチは削られてマッチするところから伸長を始めてしまうこと。
発現ベクターに入れる為の遺伝子取りでもない限りは校正活性の無い安い酵素を使ってます。具体名を出すとGoTaq。まあ、私のやり方(長いイントロンを挟む2エキソンそれぞれにプライマーを設計)では校正活性のある酵素を使っても問題にならないですね。もともとミスマッチと認識されるような部分は無いのだし。
イントロンが短いところで、それこそ18bpと2bpがエキソンジャンクションにかかるようなデザインなら確かに校正活性のある酵素を使えば問題になるかもしれませんね。 |
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