暑い中ウェスタン乙。発現してモノがそこにあることも確かで、抗体もgoodなのにシグナルが無いということなら、みんなが言うようにOverloadingで白抜けしたんだとおもう。抗体の感度が高いこともあるかもしれないけど、いまの検出系や発現量に応じたサンプルのアプライ量がただしく設定されていないのが一番大きいとおもう。そういうときうちらがよくやるのは電気泳動サンプルを段階的に希釈するとかして今のアプライ量の1/500量, 1/200, 1/100, 1/50, 1/10, みたいにして並べてウェスタンして、いい感じのシグナルが得られるアプライ量をみつけてから、その条件で本番のWBをする。内在性の蛋白質とかだと1~10μg/wellくらいでいい感じのシグナルえられることが多いので条件検討しなくて適当にやっても1回でうまくいくことも多いけど、強制発現とか基本的に発現量がしばしば、ふだんの細胞内ではあり得ないようなレベルなのでやっぱそういうときは遠回りにみえても検討したほうがいい。後から見ればそのほうが時間と労力を無駄にしなくて済むから。 |
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