別に抗体作って$!とかを考えているのでなければ、一般に公開されている抗原情報をもとに作成することについてはだれも文句言えないとおもいます。そもそもライセンスを意識してるならば、公開してないでしょうし(実際公表できませんと書いてあるし)。
ただ同一抗原で免疫しても、ウサギ個体がちがうし、飼育環境もちがうのでメーカーのそれと全く同じものは出来ないとおもいます。3匹に並行して同じ抗原をおなじように免疫しても、いい感じの抗体が取れる個体と、全然抗体ができない個体、非特異的反応が目立つ抗体がとれてくる個体があったりとかよくあるし。免疫後の採血の時期によっても抗体の性質かわることも多いし(とくに何度も免疫してるとあまりありがたくない変な抗体が出来てくるし)。
それでも、自作して抗体を好き放題使えるのは現実的に研究の進行上かなりメリット大きいです。ウサギで抗体作るのは作業自体は単純で低予算でできるので、労力とコストと成果を勘案すると、主たるツールになる可能性があれば、少し時間かかりますが自分で作る意義はあるとおもいます。 |
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