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培養上清中のIFN-αの定量 トピック削除
No.7090-TOPIC - 2018/07/20 (金) 14:40:35 - IFN-α
現在、マウスのBMDC、マクロファージ等から産生されるIFN-αを定量したいと考えています。
マウスIFN-αのELISA kitが高価で、1 plateあたり10万円以上のものしか見つけてられておりません。
IFN-α2の抗体が比較的安価に購入可能でしたので、試してみると反応はありませんでした。
経験はありませんが、PCRでmRNAを解析するのが安価なのでしょうか?
IFN-αのレポーター細胞を使う方法もあるようですが、細胞が輸入価格なのでそれなりの価格になります。
どなたか安価に定量可能な方法をご存知でしたら御教示いただけると幸いです。
宜しくお願い致します。
 
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No.7090-9 - 2018/08/01 (水) 23:39:47 - IFN-α
学会等が立て込んでおり、ご返信遅れたことをお詫び申し上げます。

>おお様
BSAの除去キットがあるのは全く知りませんでした。
他の系で使えそうな感じです。貴重な情報ありがとうございます。
少し視点を変えると色々なアイデアが出てくるので大変勉強になります。

>virus様
VSVにはうちにはなかったと思いますので、インフルエンザで試してみたいと思います。
ただ、やはりウイルスだと高頻度に使うには少し煩雑なので、論文化する際の一つデータとして使うのが良いかと思っています。

> wsでfrろp;@様
サイトカインアレイに関する情報ありがとうございます。
ざっと探してみましたが、マウスのIFN-gammaはあるのですが、IFN-alphaが含まれたアレイがまだ見つけられていません。。。
もう少し探してみます。
実は、幅広い種類のサイトカインを調べたいと考えていて、Luminexに代わるようなものを探していましたので、大変有益な情報でした。ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.7090-8 - 2018/07/24 (火) 13:21:19 - wsでfrろp;@
培養上清中に産生されるサイトカインは一般に微量ですので、ウェスタンブロットでの検出はたぶん難しいとおもいます。濃縮したらしたでFBSの血清蛋白質も濃縮されてしばしば非特異的な反応の原因になるのでよい結果はあまり期待できません。半定量ですが、サイトカインアレイのようなものですと価格に幅がありELISAよりも多少購入しやすいかもしれません。

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No.7090-7 - 2018/07/21 (土) 15:30:55 - virus
>何か試されたことはありますか?私のラボで手っ取り早く扱えるのはインフルエンザウイルスです。

インフルエンザウイルスでも十分かと思います。一応、正式にIFN力価を測定するウイルスはVSVであったように記憶しています。まぁ、基本的にはどんなウイルスでもいい気がしますが。
VSVは法律的に取り扱いが厳しいので難しいと思います。

(無題) 削除/引用
No.7090-6 - 2018/07/21 (土) 07:28:00 - おお
BSAの対処方法について
色々なやり方があるだろうけどIPをするのも手だと思います。

そのたある青い色素がBSAとアフィニティーがあるのを利用した(その色素をつけたレジンをつかった)もの。ゲル単体でも購入可能だろうけどキットであれば
https://www.thermofisher.com/order/catalog/product/85160

その他いろいろ工夫をしている人もいます。
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/ac501837t

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No.7090-5 - 2018/07/21 (土) 03:39:40 - おお
やはり血清を使ってるのね。それに関してはまた詳しく書き込みます。

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No.7090-4 - 2018/07/20 (金) 23:45:56 - IFN-α
>virus様
感染阻害で相対的に定量するのは面白いアイデアですね。
実はウイルスも取り扱っているラボなので、検討できるかもしれません。
何か試されたことはありますか?私のラボで手っ取り早く扱えるのはインフルエンザウイルスです。


>おお様
mRNAの定量だとタンパクの発現まで起こっているかはたしかに疑問が生じますね。
レポーター細胞を購入するのが長いこと使えるので適しているかと思ったのですが、Invivogenで購入可能なものが30万もしました。手が出せません。。。
ウエスタンで定量という発想はなかったので、それであれば抗体代は比較的抑えられそうですね。SDS-PAGEを流した時に、大量のBSAでバンドがきれいに見えるかが懸念されるところですが。

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No.7090-3 - 2018/07/20 (金) 15:07:20 - おお
PCRでmRNAを見ても、蛋白は発現しているのか、分泌されているのかとツッコミが来ると思います。それなりの根拠(すでにPublishされた研究でもいいので)が必要になると思います。

IFNとかは日本でも結構優れた研究がされてきたんじゃないかと思うので、国内で樹立した人などの研究室が見つかれば、レポーター細胞(いわゆるBioassay系)が手に入るかもしれません。ただしそういう細胞も他のサイトカインにも反応する可能性があるので、事前にしっかり調査したほうがいいのではないかと(特異性を確認するために中和抗体を使うのも手かもしれないが)。

培養上清をウエスタンブロットするのも手かも。サンプル間でどちらが多いとかいう程度なら検出できるだけの量あれば簡単にできる(相対的定量で場合によってはSemi quantificationになる)。あまり使われないけど絶対定量もできなくはない。絶対定量にするならそれよりドットブロットみたいなののほうがやりやすいだろうけど。

(無題) 削除/引用
No.7090-2 - 2018/07/20 (金) 14:51:00 - virus
難しいかもしれませんが、近くにウイルスを扱っているラボがあれば、ウイルスの培養細胞に対する感染阻害でIFN-alphaを相対的に定量する方法はあります。

培養上清中のIFN-αの定量 削除/引用
No.7090-1 - 2018/07/20 (金) 14:40:35 - IFN-α
現在、マウスのBMDC、マクロファージ等から産生されるIFN-αを定量したいと考えています。
マウスIFN-αのELISA kitが高価で、1 plateあたり10万円以上のものしか見つけてられておりません。
IFN-α2の抗体が比較的安価に購入可能でしたので、試してみると反応はありませんでした。
経験はありませんが、PCRでmRNAを解析するのが安価なのでしょうか?
IFN-αのレポーター細胞を使う方法もあるようですが、細胞が輸入価格なのでそれなりの価格になります。
どなたか安価に定量可能な方法をご存知でしたら御教示いただけると幸いです。
宜しくお願い致します。

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