放線菌を扱っているものです。
寒天プレート上での二日間の前培養の後、寒天を約1cm四方切り取り、
培養液の入った振盪フラスコ(坂口フラスコ)に入れて振盪し、本培養としています。
ところが約一年前から、本培養がうまくいかない事案が多発しています。
フラスコを使用前によく蒸留水ですすぐようにしても改善しないので、
残留物が原因である可能性は低いと考えております。
同時に同じビーカーで作り、異なるフラスコに分注した培養液に同じプレートから植菌した際にも、片方では生えもう片方では生えないということがあったため、
もしかするとフラスコ内壁のミクロな構造の違いによるものではないかとも考えているのですが、、、(振盪フラスコはいくつか異なる社製のものを使っています。見た目にはガラスの厚み程度しか違いが判りません。)
同じような経験をされた方、また、原因が思いつく方はいらっしゃいませんでしょうか。
異なる種の微生物を異なる器具で培養されている方でも結構ですので、ご助言いただければ幸いです。 |
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