おお様、
引き続きありがとうございます。心から感謝しております。
> ずばり答えることは難しいですが、たんぱく質に影響が少ない界面活性剤で第一選択といえるかもしれません。
ありがとうございます!ではまずTriton X-100で可溶化してみます。
> どの界面活性剤変性作用は弱く非変性条件ということでよく使われますが、タンパクの影響は100%否定ができません。ただ、あなたはSDS入りのバッファーにゲルをつけてからTransferする予定のようなので、ある程度その状況で変性を覚悟してますよね。
自分の書き方が混乱を招いてしまいましたが、私の実験目的は非変性タンパク質を泳動し、組替えタンパク質でファーウエスタンを行うというものです。ただ、私の組み替えタンパク質がファーウエスタンに使える証拠はありません。そこでせめて結合相手がここの位置にいますよ?ということを示すために(すみません、これをポジコンといいました。)、ファーウエスタンとは別に泳動後のゲルをSDS処理し、変性させたものを、結合相手に対する抗体(いつもSDSPAGEに使っている抗体です。)で通常のウエスタンをしようと思っています。抗体でウエスタンなので、必ずバンドは出るはずです。その位置に結合相手がいるという証拠をもとに、実際にファーウエスタンを別の非変性ゲルで行うというものです。
> ネイティブのタンパクの泳動で、まあまあきれいにいくと思うのはTris-glycineのシステムで、SDS-PAGEのSDSを抜いたものです。ただこの方法はStacking gelにpH6.8のバッファーを使うのでDeoxcholateはちょっと無理かもしれません(酸性で沈殿するので)。
私が修士の時に行なっていたNature PAGEはやはりSDSを抜いただけのTris-glycineシステムでした。ただ、スタッキングゲルは使わず、セパレーティングゲルのみでした。スタッキングを使わなかった理由はわかりません。指示にしたがっただけでした。
pHは修士の時と同様、pH8.8でまずやってみます。
ちなみに修士の時には、LPS受容体を組み替えタンパク質として調製し、そこへLPSを加えてインビトロで2量体を作らせ、それをナイティブページで見ていました。 |
|