Ampure XP beadsはちょっと難しそうですね。アガロースなどで電気泳動するのが一番手っ取り早いでしょう。RNAの電気泳動はTAEなどでもできますが、高次構造で泳動パターンが変わることがありますので泳動する前に60度とかで熱変性、急冷して泳動時間も15分ぐらいとかで終わらすというような工夫をしたほうがいいでしょう(変性状態を保てるような工夫もあるのですがあまり複雑にしすぎてもどうかとおもいますので)。
あと使えると思ったのがCHROMA SPIN™-1000ですが、Single strandの使用例が示されてないので使うときに試行錯誤しないといけないかもしれません。同じメカニズムですがGel filteration columnでちゃんとクロマトグラフィーをしてもいいでしょうけど。
アミコンなどのUltrafilterationも使えると思いますが(たぶん100kぐらいで)、使用例をみつける必要があるのではないかと。
めんどくさいかもしれないですが意外とうまくいくと思えるのがDEAEのクロマトグラフィーです。と書いておきながら、どこまでうまくいくかといわれると、あまりうまく答えられませんけど。
逆転的発想ではPolyAがトラップできるならrRNAに相補なDNAをゲルにつけてやるとrRNAを除くことができるし、GFPのmRNAに相補なDNAをゲルにつけてやると特異的になmRNAが回収はできます。
まあそれぞれの方法論にある程度知識と経験があるならやってみてもいい方法かと思っていますが、そうでないならPolyA精製かアガロースゲルで分けるかでしょうね。 |
|