デフォルトでは、peptide toleranceの値が1.2となっているのですが、これは大きすぎると思います。この値を小さくすると閾値が下がって有意な同定ができやすくなります。装置やキャリブレーションにもよると思いますが、0.4から0.6でやっています。また、検索対象の生物分類群を絞ることと、missed cleavageの値を大きくしすぎないことも大きな効果があります。
ピークリストについては、どのサンプルにも共通するマトリクス由来のピークを除いておくとか、ピークリストをエクセルで編集し、S/Nの小さなピークは除外しておく、等も有効です。 |
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