Type-II arginine methyltransferaseによって修飾される対称性ジメチル化抗体をCSTから購入しました。うさぎのポリクロです。
この抗体の特異性を調べるため、酵素阻害剤であるEPZ00156で細胞を処理したものとしていないものとでウエスタンによる評価を行いました。
確かに阻害剤の方でバンドは消えているようにも思えるのですが、如何せんバックが高く困っています。
2通りの抗体インキュベート方法を試しました。
一つ目は我々のラボでいつも使っている5%スキム milk in TBS-T。もう一つは2% BSA in TBS-Tで一時間ブロッキングしたのち、同バッファーで希釈したもので1時間、室温、さらに、同バッファーで2次抗体を希釈したもので一時間室温インキュベートしました。
結果、スキムでは全くバンドは出ず(30分フィルムに焼き付けても)、もう一方の方では数秒でバックがあがりました。
以上より、ブロッキングがふさわしくないことが考えられます。
今、もう一度電気泳動からやり直していますが、どうしたらいいのかさっぱりで、お知恵を拝借できますと幸いです。 |
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