ほとんどのRFPは、mCherryより明るいのですよ。
コンフォーカルで融合タンパク質だと、細胞局在を見るんですかね。
Tdtomatoは、素晴らしく明るくmaturationも早いですが、TandemDimerですから、融合タンパク質を細胞内で見るのには向かないと思います。
強制的2量体化することで、発現させた蛋白自体の局在が変わったり、本来ない機能が発揮されたりする恐れがあります。
そして発現cDNAが2倍の繰り返し配列でクローニングもやや面倒です。
mScarletも、非常に明るいですよ、モノマーで融合蛋白でなければ、細胞質にも均質に分布します、RFP抗体も認識するらしいです(自分では、未確認)。
mScarlet-Iは、使用したことないですが、細胞周期とか、Time courseを詳細に追う必要があるなら、その方が良いかもしれませんし、mRuby2,3も十分明るいですよ。
コンフォーカルが、Ex Emの波長やフィルター幅を自由に変えられる機種なら、あまり気にしなくて良いですが、もしフィルターセット形式なら確認した方が良いですよ、フィルター合ってないと本来明るくても逆に暗くしか見えないこともあります。
後々、多重蛍光の観察をしたいなら、Ex Emの幅とかも大事です。
明るくても、黄色から赤に漏れたりしたら意味です。
3色(DAPI,GFP,RFP)ならあまり気にしなく良いですが、
4色以上(DAPI,CFP,GFP,Orange,RFP,farRed)だと、組み合わせは、常に悩ましいですし、その機種のフィルターセットに合う合わないも出ます。
明るさが多少劣っても、mAzamiGreenやmWasabiのようなEm幅の狭いGFPが、良かったりもします。
折角、コンフォーカル買われたならメーカーにも相談したら良いと思いますよ、今持ってなくても買い足せるフィルターセットとかもあるはずです。 |
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