マウス脳組織の酵素処理について教えてください。
生後の脳組織を分散後、セルソーターで解析したいと考えています。
新生仔脳組織の分離には一般的にパパインが使われていますが(37℃、30分間)、本処理後に解析を実施すると生細胞集団が僅かで、その他のゴミ(死細胞の断片等?)が多数含まれます。解析に用いた細胞をトリパンブルーで確認すると、細胞の形態をしたものは95%ぐらいの割合で生きていました。
そこで質問ですが、新生仔脳をパパイン処理する場合はある程度細胞のゴミが含まれるものなのでしょうか。実際に胎生期脳組織ではこのようなゴミはほぼ含まれません。セルソーターを使うにしても、このゴミも認識されてしまうので、どうしてもevent数が増加してしまいソーティング効率が悪くなってしまいます。それに可能であればこの細胞のゴミも、酵素処理を調節することで生きた状態に保てたらとも思っています。
(操作方法)
↓脳を取り出して冷やしたPBSで洗浄
↓脳組織をピンセットで取り出し、1mm3角に細断
↓パパイン処理(37℃、30分)
↓酵素反応停止
↓バッファーに置換してソーターで解析
周囲に同様の実験をしている方がいないため本掲示板で質問させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 |
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