みなさま
あれから片手間にBamHI(G/GATCC)サイトとBsrGI(T/GTACA)サイトの間でligationしてみた結果が出たので紹介しておきます。
結論的には、突出末端がミスマッチしていようがligationできることもあるようです。
制限酵素処理したプラスミドを4℃で3日間(土日はサボったので)反応させて、
大腸菌コンピ50ulにligation産物4ulで、67コロニー得られ
うち抽出したプラスミド12個中、9つが制限酵素カットの電気泳動で構造が目的のサイズで
うち5個をシーケンスしてみると配列が
GGATCA
GGAACA
GGTACA
GGTACA
GGTACA
となっておりました。
通常の突出末端でのligationに比べると数十倍程度、効率が低いように感じますが、サブクローニングには問題ないレベルでligationできるようです。
恐らく今回のように突出した4塩基の両端2塩基でホモロジーがあれば、他の制限酵素の組み合わせでもligationできてしまうのではないかと思います。 |
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