雑談に過ぎないことを書いてしまいますが…
まさに「最近の若い者は!」と言いながらボスが顔を真っ赤にしながら部屋に帰ってきたので、なにがあったか聞いてみたところ、「FCMでのsortingが完璧に100%の効率で出来ていないと成立しない話をする人がいたので、その点どう考えているか聞いてみたところ、FCMは自分でやったことが無い、コアラボに任せており自分の範囲ではないから知らない、コアラボの人に伝えて100%の効率になるように言っておく、という返事が返ってきた。最近の若い者は!自分の手を使わないからこんなアホなことを平気で言うんだ!」とのことでした。
実際に自分でやってみないと気付かない、ということは案外にあったりするなとは思います。蛍光染色での定量はこのフォーラムでもたまに話題になりますが、実際にやっている人ほど定量不可と言う(あるいは、そこを更に突っ込んで考えて可能にする方法に言及する)ように思いますが、あまり考えてない人が「単純にImage Jで定量すれば良いんじゃない?」なんて言い出すのは確かに見て来ました。
VTさんの仰る
>見方によっては、自分でできる簡単なところだけやって、肝心なところはコアファシリティ(あるいは外注)任せにすることにより、効率を上げて勝負する感じになっています。
の弊害で、貰ったデータの評価をするのに最低限必要な知識すら持たずにまとめてしまう人が増えてきてるかもなあ、とは思います(まあ、実際にはそういう人は今も昔も変わらず一定数いるってだけの話かもしれませんが)。
なので、もしかしたら、わしが若かった頃はっっって さんのコメントにある
>非常に効率の悪い研究を何年もかけてやって
みる方が、長い目で見たら良い研究者を育てる道になったりするかもなあ、なんて思うことがあります。 |
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