PCR産物のシリカカラムでの精製後の低い二本鎖DNAの割合についてお伺いします。
PCRで増幅したcDNAライブラリー(電気泳動で平均500bpくらいでスメアに見えるものとお考えください)を次世代シークエンス解析に向けて、日本ジェネティクス社のゲル/PCRエクストラクションキットにて精製しました。グアニジン溶液、シリカメンブレンを用いた精製です。その際、キット説明書にあるオプション法に従い、低分子が含まれにくくなるようにしております(グアニジン溶液を少し希釈する)。
精製後に吸光度測定を行ったところ、スペクトルや260/280、260/230の値、収量は特に悪くなかったのですが、それをQubitで測定すると1/10量くらいのとても低い値となってしまいました。
確かに、電気泳動像でのスメアのシグナルが弱めかなという気もします。
PCRで問題の可能性も含めて、なぜこのようになるのかをご存知でしたらお教えいただけると助かります。なお、PCRはごく普通の酵素(ExTaq)でごく一般的なサイクルで行っています。またこのようにならない為の、あるいはなった後に回復する為の対処法などがありましたらお教えください。
よろしくお願いいたします。 |
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