APさん、解説して下さってありがとうございます。
確かに以前はヨウ化ナトリウムでゲルを溶かしました。
グアニジン塩でゲルを溶かしてカラム精製するキットのナトリウム濃度は説明書に記載されていませんでした。
カラム結合の段階でナトリウム濃度が高くてもおそらく問題ないであろうことから、少しナトリウムを加えてみたらよさそうですね。
カラムから溶出したDNA溶液のグアニジン塩濃度はAbs(260nm)/Abs(230nm)の値からは1mM程度と推定されました。
溶出前のウォッシュの液量と遠心までの放置時間は説明書より少し増やしていましたが、それでもAbs(230nm)がかなり大きくなってしまいました。
なお、ゲルを溶かす段階で温度が低かったり時間が短かったりすると収量がすごく少なくなることがあるので、温度を低めにする方法は取りづらいです。
色々総合すると、グアニジン塩でゲルを溶かしてカラム精製するのはあまりよい方法で無いのかもしれません。 |
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