現在、マウスにストロークを起こして、傷害の起きた部位の大きさをTTC染色で行っているのですが、傷害の部位が脳縁辺部に及ぶと、うまく脳のスライスが作成できず、こまっています。
手順は、回収した脳を冷PBSにしばらくつけておいたのち、ブレインスライサーで1o厚の切片を作成してTTC染色をおこなっています。この際、梗塞を起こした部位がボロボロになってしまって、元の形状をとどめて回収できず、そのために、傷害領域の程度を算出することができていません。脳はほぼ対称ですので、傷害の起きていない反対側から想像上の輪郭を作ることは出来るのですけれど。
どなたか、外縁部まで梗塞が到達しているような場合でも脳のスライスの作成がうまくできる方法をご存知でしたらお教え願えないでしょうか。 |
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