実験の目的は凍結ではなく、臓器で何かの解析をする実験とのことですね。失礼しました。
「ラットから組織を摘出し、その組織をいろいろな条件で凍結し、融解したものの生存率を知る方法」と書いてありましたので、勘違いしました。
新鮮臓器とはまさに字のとおり、動物から摘出した臓器のことで、私の実験ではマウス心臓をすぐにカミソリでカットし、切片にしました。慣れると結構きれいにスライスできます。
しかし、切片は同じ大きさにはなりませんので、融解後の酵素処理でデータとしてとれるのは細胞生存率のみです。細胞数を揃えて再培養し、細胞の増殖度も見ていました。
凍結し、融解後に酵素処理で細胞をバラバラにして、細胞生存率を調べていましたので、新鮮臓器切片に抗体をかけられるかどうかは分かりません。 |
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