>ただ、そのタンパク質を発現させるとコトランスフェクとしたEGFPの導入効率は10%ほどでした。原因は不明です。ただタンパク質が大きいのが原因だろうかと考えています。150kDほどです。
これを読むとTransfectionがあやしいなぁと言う印象はあります。
プラスミドのPurityや濃度見積もりの誤差が大きいとこういうことが起こることがあります。あとはプロモーターの干渉とかもあるかもしれませんがGFPが落ちているのなら、目的の遺伝子のプロモーターがドミナントになっている可能性もあるのでちょっと違うかもしれません。
プラスミドのPurityに関してはいろいろ対処方法があるでしょうけど、騙されたと思ってやってみてくださいという簡単な方法は、飽和ウレアを1:1の容量で加えてエタ沈です。
他にやれそうなことはCell sortingでGFPポジだけを取ってくるとか、ちょっとLong shotですが、Tet誘導性クローンを作るとか、Tetでなくてもステイブルなクローンが得られればよりよいかもしれません。
150kDaはちょっと意識するとそんなにWBが難しい類ではないと思います。WetならO/Nのトランスファーでたいてい大丈夫ですし、そうでなくてもゲル濃度やメタノール濃度でコントロールできる範囲だと思ってます。そもそも分離ゲルにはいって移動するぐらいだから、分離ゲル中を横に移動して外に出ることができるわけだし。 |
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